KeiAtGULC’s blog

ジョージタウン・ロー留学記 2018/2019

秋学期開始と履修登録

 

 実は秋学期はこの投稿をしている9月16日(東部時間)のおよそ4週間前から始まっていました。

 

8月20日よりおよそ1週間のオリエンテーション週を経て、講義の週へと入ってゆきます。

最初に行われたのはWelcome Ceremonyですがこれを日本の入学式と当てはめて考えるのは甚だ違和感があり、簡単な報告や学長等の挨拶があるだけの簡単なものです。

今年はなんとアジア圏からの学生が55%を占めているという報告があり驚きでした。この2018/2019のLLMの場合、恐らく圧倒的な中国、次いでインド、日本、、、、という順序でしょうか。日本人も今年は例年以上に多いとのことをLLM担当のAssistant Deanが述べていました。

その後、学生生活を送るにあたってですとか、JDとの合同でセレモニーがジョージタウン・メインキャンパスで行われたりと、和気あいあいとした第1週を経ると、続く週には何を履修するかを考えなければなりません。

6-7月に予めに履修したい科目を登録し、その結果(科目によっては抽選が行われます)が8月半ばに反映されて、それを踏まえて履修を組む必要があります。無論、「これを取る!」と決めていても実際の講義形態や先生の人柄(これ結構大事ですよ)を見る必要があるので、この週はほとんどすべての学生の履修科目が変動します。

勿論、教室の規模にも制限がありますから履修可能人数に上限が定められているものが多く、その上限を達するとWaiting Listというプールに入れられて、誰か履修登録できている人が登録を解除するか、例外的に先生が席を増やすことをすること、のいずれかが起こらなければ履修登録することができません(それでも履修したければ聴講という選択肢があるかと思います)。

Waiting Listには順位がつけられ、これは登録順ではなくランダムに割り当てられます(注:登録締め切り日がいくつも設けられ、一度締め切られると抽選が行われて番号が振られるシステムになっています)。ですので、教室の容量と自分の順位を計算して、見立ててゆく戦法が必要なのです。

 

実際に私の履修登録も当初のものから大きく変わりました。

例えば、FinTech法のセミナーを履修登録していたのですが、思い描いていたものと違ったので履修することを止めたり、またクラスメートから教えてもらっていったクラスが思いのほか面白かったりと、なるほどかなりの流動性の高さというものを感じ取ることができました。

 

こうしてあれこれ思案して、結果として、

 

Corporations/会社法(3単位)

International Trade Law and Regulation/国際経済法(2単位)

Hot Topics in Antitrust/反トラスト法セミナー(2単位)

U.S. Legal Research, Analysis and Writing/法律文書作成入門(2単位)

Drafting Contract/契約書起草(2単位)

Introduction to U.S. Constitutional Law/憲法入門(聴講)

 

の結果11単位を登録することとしました(上限は13単位が設定されています)。

 

もしジョージタウン・ローの講義にご関心のある方がいらっしゃいましたら、以下のリンクから講義の概要を見ることができます。

curriculum.law.georgetown.edu

 

可能かどうかわかりませんができる限りこれらの講義で得た「学び」というのを今後の投稿できればいいなと考えています。